「%」が分からない大学生

基本情報

タイトル「%」が分からない大学生 日本の数学教育の致命的欠陥
出版社光文社
ページ数232ページ
価格842円(税込)
価格
(電子版)
842円(税込)
出版年月日2019年4月16日
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コンセプト

本書は以下のコンセプトをもって書いたものです。

・小学生の頃から、理解することなく「は・じ・き」や「く・も・わ」などの「やり方」の暗記だけに頼って学習していくと、中学校、高校、そして大学へと進学しても、「%」の概念が分かっていない実態を紹介すること。

・「やり方」の暗記だけに頼る学習は見直し力が身に付かず、そのことを納得してもらうような素朴で楽しい問題をいろいろ紹介すること。

・「やり方」の暗記だけに頼る学習が盛んになった背景には数学マークシート式問題があり、その本質的な問題点を指摘すること。

・数学の学びや指導においては、人の「心」がとくに大切であること。

・数学の考え方は、現代社会において重要である理由を様々な観点から具体的に述べること。

・理解が大切な算数・数学という教科は理解力の点で個人差が大きいので、個々に合った教育を速やかに目指すべきであること。